・和解や訴訟はしてみたものの
債務の履行をしない(クレジットカード現金化の際の)債務者に対して、粘り強く交渉を
したり、訴訟を起こしたりして、首尾良く債務者と交渉が成立したり、勝訴
して判決を得たとしても、それだけで債権の回収(クレジットカード 現金化)が実現できる
かというと、そうではないのです。
和解や調停にしても支払督促にしても、また債務者に履行を命じる給付
判決にしても、そこで定められている内容を具体的に実現するには債権
者は、最終的には民事執行という手段をとらなければなりません。
・民事執行というもの
民事執行とは、国家権力による民事上の強制手段で、強制執行,担保
権の実行としての競売 (担保執行)などの総称です。
強制執行は、任意に義務が履行されない場合に、国家権力によって強
制を加えて、履行があったのと同じ状態を作り出す手続です。
また、担保執行は、抵当権・質権などに基づいて、その目的財産を競売
その他の方法で強制的に換価 (売却)して、被担保債権の満足をはかる
手続です。
両者は、その性質も対象も異なる点がありますが、いずれも債務者の財
産を強制的に取り上げて、債権者の満足を図る制度です。
この段階ではじめて債権回収(クレジットカード現金化)が完結します。
